オイルの力

みなさん、こんばんわ。群馬県高崎市のアーユルヴェーダサロン Amana Ziel です。

ここ数日で気温が少しづつ上昇してきたようですね。明日はぐっと気温が上がる予報です。春といっても、まだまだ寒い時もあるので体をあたたかくしておきたいです

さて、アーユルヴェーダの代表的なオイルマッサージでもあるアビヤンガは、薬用化されたオイルを使用して、施術します。

このオイルはごま油がベースとなり、様々な薬草から作り上げられたオイルです。ここで用いられるごま油は調理に使うあのいいにおいのごま油とは違いますよ。

このオイルは、体を温め、免疫力を高める効果もあり、体力のあるからだ作りにも良いとされています。

毛穴から体内に入り、全身をめぐり体内に溜まっている毒素(アーマ)を浮き上がらせ、汗、尿、便、呼気によって体外へ排出されていきます。

現代の慌しい生活のなかで、ヴァータの乱れがあるひと、実は、日本の30~40代のほとんどの女性に見られるのだそうです。

ヴァータの乱れの特徴は、不安や心配、イライラ、冷え、痛みなどです。これは風と空(くう・空間)のエネルギーの持つ性質、乾燥・冷たい・軽い・動く・早い・不規則などからおきる症状です。

オイルを使うマッサージには、このヴァータを整える働きがあるため、続けて行うことで、心と体が落ち着き、しっとりと、心に静けさをもたらしてくれるようです。

オイルマッサージは受ける方の状態で様々な感想や感じ方をしていただいていますが、整体や揉み解しがメインの施術とは違い、オイルそのものが、体内へ浸透しその人の体内浄化と心の安定感を与える役割をしてくれているのですね

これは、ありがたいことに自分自身が感じているだけではなく、お客様からのありがたく頂ける感想を聞かせていただくことで、再確認ができます

アーユルヴェーダの魅力とはひとつこれにあると私は思います。自然の恵みから作られた薬草のオイルの力には、感動しますし、使わせていただけることにも感謝です。

オイルマッサージはアロマとかで受けたことある~という方も、アビヤンガは使うオイル、使用する量、方向などにちがいがあり、目的が違います。

受けたことのない方にも、是非体験していただきたいと思います自分の体の弱い部分もわかったり、予防方法も知ることができるアーユルヴェーダです。

最後までお読みくださりありがとうございます